プロジェクトストーリー
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STORY 01 理念が拓いた道。福祉車両事業への挑戦。
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水谷 匡 MIZUTANI TADASHI
代表取締役社長
Project Outline
父親が車椅子ユーザーであった原体験から、会社の未来を懸けて福祉車両への特化を決断した水谷社長。経営戦略と個人的な使命感が重なった決断の背景と、その挑戦を支えた会社の強みについて、自身の言葉で語る。
会社の未来を懸けた決断。『福祉車両』という独自の強みへ。
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私が父から会社を受け継ぐことを意識し始めたのは、その父が不慮の事故で車椅子生活になってからです。父の「一度、外の世界で営業を経験してほしい」という勧めで、大学卒業後は別の会社で働きましたが、父の想いを受け27歳で入社しました。しかし、社長に就任した当時、会社は本当に厳しい状況でした。業績は赤字続きで、3年で社員の半分が辞めてしまう。このまま同業他社と同じ土俵で価格競争を続けていては未来はない。そう考え、他社が簡単には参入しないニッチな市場で、独自の強みを築く道を選びました。それが福祉車両の分野でした。「ランチェスター戦略」に基づいた冷静な経営判断ですが、何より父の姿を見てきた私にとって、それは他人事ではありませんでした。その必要性を誰よりも理解していたからこそ、迷いなくこの道に進むことができたのです。
理想と現実の狭間で。苦しい時期を支えた、揺るぎない理念。
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もちろん、決断してからが本当の挑戦でした。事業の方向性を模索する中で、中古輸入車との「二刀流」に挑戦し、結果的に撤退を余儀なくされた苦しい時期もありました。補助金を返還し、信じてくれた仲間が会社を去っていくという、経営者として辛い経験もしました。理想と現実の厳しさに、もがきながらも心が折れなかったのは、会社に「人間として正しいことを貫く、損得ではなく善悪で物事を考える」という、揺るぎない理念があったからです。経営が苦しいと、どうしても目先の利益や安易な道に逃げたくなります。ですが、その度にこの理念に立ち返り、「お客様にとって、社員にとって、そして社会にとって本当に正しいことは何か」を自問自答しました。この理念という「ものさし」が、どんな時も私たちを支え、進むべき道を照らしてくれました。
挑戦の歴史と確かな強み。そして、未来を共に創る仲間へ。
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この会社には、祖父の代から常に時代を先読みし、民間車検工場や中古車販売など、新しいことに挑戦してきた歴史があります。その中で培われた、中古車に関する深い知識とノウハウ。この会社が元々持っていた確かな「強み」と、決してブレることのなかった「経営理念」。この両輪があったからこそ、私たちは数々の困難を乗り越え、福祉車両事業を会社の大きな柱として成長させることができたのです。この挑戦の歴史は、私たちの誇りです。そして、これから仲間になる皆さんにとっては、「福祉車両で日本一になる」という大きな目標を共に追いかけながら、他社にはない専門性を身につけ、自らの手で会社の未来を切り拓いていく面白さを感じられる、最高の舞台になると信じています。